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『Maya』が26万6000円に――「嘘ではありません」


2002年3月29日

エイリアス・ウェーブフロント(株)は29日、同社の3DCGソフト『Maya』シリーズの販売価格を全面改訂すると発表、『Maya Complete』を従来の99万8000円から26万6000円に、『Maya Unlimited』を従来の198万円から111万8000円に値下げする。なおこれらの新価格は4月4日に適用される。

アレックス・ケリー社長
エイリアス・ウェーブフロント代表取締役社長のアレックス・ケリー氏。同社の『Maya』は、映画やゲーム、インタラクティブメディアなどで利用されてる3DCGソフトで、24日(米国時間)に開催された第74回アカデミー賞では、Mayaを利用して制作された『ロード・オブ・ザ・リング』が視覚効果賞、『シュレック』が長編アニメーション映画賞を、『For the Birds』が短編アニメーション映画賞をそれぞれ受賞している

従来のMayaシリーズは、標準パッケージの『Maya Complete』、リアルタイムゲーム制作用の『Maya Builder』、すべての機能を搭載したハイエンドパッケージ『Maya Unlimited』、非商用版の『Maya Personal Learning Edition』が提供されていたが、今回の価格改定に伴い、Maya BuilderをMaya Completeに統合、今後はMaya Complete、Maya Unlimited、Maya Personal Learning Editionの3ラインナップで展開するという。

さらに従来のライセンスプログラムも改定し、Maya Completeのフローティング・ライセンス(サーバーおよびクライアントでMayaを利用できるライセンス形態)はなくなり、ノードロック・ライセンス(マシン固定のライセンス形態)のみの提供となる。よって4月4日からの新価格は、Maya Complete(ノードロック・ライセンス)が26万6000円、Maya Unlimited(ノードロック・ライセンス)が111万8000円、Maya Unlimited(フローティング・ライセンス)が134万円となる。

また同社は、既存のMaya Completeユーザーを対象に、Maya Unlimitedに20万円でアップグレードできる“特別アップデートプログラム”を4月4日に実施する。

なお、非商用版のMaya Personal Learning Editionは、従来通り無償ダウンロードおよびCD-ROM(実費700〜800円程度)で提供される。

同社は、今回の価格改訂について「『Maya』は3DCGソフトの中でも大変優れた製品として評価されているが、値段の高さがハードルとなっていた。ユーザーの要望に応えるべく今回の価格に値下げすることを決定した。これまでの高い製品を少量売るというビジネスから、安い製品を大量に売るビジネスに転換する。これによりユーザー数が増え、より多くのユーザーの声を製品に反映でき、より良い製品やサービスの提供を実現できる。これまでは一部の人たちのMayaだったが、これからは皆さんのMayaになる」としている。

(編集部 桑本美鈴)





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