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ソースネクスト、TOEIC対策eラーニングサイト“sourcenext.net”を開設


2002年1月21日

ソースネクスト(株)は17日、TOEIC対策eラーニングウェブサイト“sourcenext.net”(ソースネクストドットネット)を18日に開設すると発表した。同社はこれを通じて、ビジネスマンやOL、学生などを対象に、個人向けのオンライン学習サービスを提供する。また開設と同時に、TOEIC模試配信サービス“e4u”(イーフォーユー)、TOEIC対策模試サービス“Practice Test”(プラクティステスト)、TOEIC対策学習サービス“Trainer”(トレーナー)という3つの学習サービスを発表した。このうち“e4u”と“Practice Test”は開設と同時にサービスの提供を開始し、Trainerについては3月から提供する予定。

“sourcenext.net”トップページ
“sourcenext.net”トップページ

同社は、インターネット回線のブロードバンド化によって常時接続環境が普及したことと、ビジネスのグローバル化によってビジネスマンに英語力が求められるようになったことを併せて、eラーニング市場、中でもTOEIC英語学習のニーズが増大すると見込んでいる。これによって、eラーニングの市場は2002年には56億円規模に、2003年には81億円規模になるという。同社は、これまで培ってきたマーケティング力やユーザー資産をもとに、eラーニング市場へ本格参入する。

eラーニングサイトの開設と同時に発表した学習サービスは、海外で開発されたコンテンツを日本語化したもの。e4uは韓国のYBM社が開発したもので、世界で100万人以上の受講実績があるという。Practice TestとTrainerは、カナダのACT360Media社が開発したもので、実際のTOEICテストの問題作成に携わったスタッフが問題を作成しているという。

同社のeラーニング市場予測
同社のeラーニング市場予測

同社ディベロップディビジョンアーキテクトグループの大野知美氏は「これまでにも英語学習ソフトをリリースしてきたが、『特単 TOEIC』の売り上げが高く、TOEICについてのコンテンツを求めるユーザーからの声も非常に大きかった。同社は自社のリソースと海外の優秀なコンテンツを利用して、効果が高く長続きするeラーニングコンテンツを提供してゆく」と述べ、特に長続きするという要素を強調した。

同社ディベロップディビジョンアーキテクトグループの大野知美氏
同社ディベロップディビジョンアーキテクトグループの大野知美氏

開設と同時にサービスを開始するコンテンツ“e4u”は、毎朝、TOEIC模試問題を電子メールで配信するプッシュ型の学習プログラム。受講の条件として、メールソフトがHTMLメールに対応している必要がある。また、mp3ファイルが再生できるソフト(Windows Media Playerなど)も必要。期間は2ヵ月間(土日除き40日間)で、料金は4900円。登録時にテストを行ない、受講者のレベルに合った学習プログラムを配信する。すでにTOEICを受験したことがあるユーザーは、レベルを自己申告できる。HTML形式で配信されるので、メーラー上で回答できる。メール上のアイコンをクリックし、サーバーから音声ファイルをダウンロードして行なうリスニング問題も用意している。問題数は1日10問で、学習時間は20分程度。回答が終わるとサーバー上で自動採点を行なう。成績や学習の進捗状況、苦手分野などはウェブ上で確認できる。

“e4u”で配信されるTOEIC模試問題
“e4u”で配信されるTOEIC模試問題

受講に必要なのは、eメールアドレスと20kbps以上の通信速度。またサウンド機能と、スピーカーまたはヘッドホンで音声の再生が可能なこと。対応OSはWindows 95/98/Me/2000/XPで、Macintoshでは利用できない(現在検討中)。Internet Explorer 5.0以上、Microsoft Outlook、Outlook Express、Windows Media Player 6.4以上が必要となっている。

“Practice Test”の会員用トップページ
“Practice Test”の会員用トップページ

“Practice Test”は、ウェブページ上で受験できる模擬試験。最初のアクセスから15日間の利用が可能で、料金は3000円。模擬試験はTOEICテストと同形式で、リーディング問題やリスニング問題など200問を用意している。タイマー機能を搭載し、実際のTOEICと同様の時間制限が設定されている。試験終了後には自動採点を行なう。成績は28のカテゴリーごとに一覧でき、苦手分野などが把握できる。15日間なら何度でも受験できるが、サービス開始時点では1種類しかテスト問題を用意していない。2月ごろより順次追加する予定。同社ではこのサービスを、TOEIC受験前の模擬試験として最適であるとしている。

“Practice Test”のTOEIC模擬試験。写真の下部にあるバーが時間制限を表わしている
“Practice Test”のTOEIC模擬試験。写真の下部にあるバーが時間制限を表わしている

受験に必要なのは、28.8kbps以上の通信速度と、Flash Player Version 5、およびサウンド機能があり、スピーカーもしくはヘッドホンから音声の再生が可能なこと。対応OSはWindows 95/98/Me/NT/2000 Professional/XP、Mac OS 8.5〜9.2.1、Mac OS X(Classicのみ)。Windowsの場合、Internet Explorer 4.0以上か、Netscape Navigator 6.0以上、Mac OSの場合Internet Explorer 5.0以上に対応する。

“Trainer”の案内画面。3月にサービスを開始する
“Trainer”の案内画面。3月にサービスを開始する

“Trainer”は、5000問のデータベースから、受講者に合わせて組まれるオリジナルカリキュラムを受講できるサービス。3月ごろサービスの提供を開始する。受講期間は1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月の3コースがあり、料金はそれぞれ6000円、9000円、1万2000円。最初に模擬試験を行ない、結果から受講者の苦手分野を分析する。そして5000問のデータベースから、苦手を克服できるようカリキュラムが作成され、受講者は解答方法やコツについて学習できる。学習時間は毎日1時間程度。一定期間の後に中間テストがあり、その結果を基に、後半の学習カリキュラムが作成される。最終的には、TOEICテストと同様の形式の成果判断テストが行なわれ、最初に受けたテストの結果との比較を行なえる。受講に必要な動作環境については未定となっている。

また、“e4u”と“Practice Test”を合わせて6900円で提供する特別パックも用意している。なお、これらのサービスの料金は、すべてオンライン上でカード決済(VISA、Master Card、JCB、DCカード、AMEX、Diners Clubに対応)を行なう。

同社は、eラーニング事業の今後の展開を、4つのフェーズに区切っている。第1フェーズであるサービス開始時には“e4u”と“Practice Test”を提供し、第2フェーズの3月にはTOEICの学習コンテンツである“Trainer”を、第3フェーズの9月には、ビジネス英語学習サービスを開始する。また、eラーニング事業とソフトウェア事業の連携も、第2フェーズ開始時の3月以降に強化していく。同社は最終的には、BtoBからBtoC、そしてBtoBtoCへとサービスを拡大していきたいとしている。

(編集部 田口敏之)





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