コラム / トレンドウォッチ
これだけ読めば大丈夫 〜 今週のニュースランキング(4月13日号)『大容量化が進むストレージ、日本HPの新社長には45歳の樋口氏が就任』
2003年4月13日
1位の『ソニー、片面23.3GBの書き換え/追記型12cm光ドライブとメディアを発売』は、青紫色レーザーと12cm光ディスクを利用した業務用のストレージシステム。書き換えと追記に対応しているが、コンシューマー向けの“Blu-ray Disc”との互換性はない。今週はテープカートリッジを利用した『ソニーマーケティング、“S-AIT”対応テープライブラリー“PetaSite S”シリーズを発売――19インチラック1本で100TB』も発表されている。こちらは500GBのカートリッジを利用して最大1.49PB(ペタバイト=149万GB)まで拡張できるのが特徴だ。
デルコンピュータ(株)は、今週、Pentium M搭載ノートパソコン『デルコンピュータ、Pentium M-1.60GHz/1.30GHz搭載A4ノート『Inspiron 500m』を発売』を発表したほか、『デルコンピュータ、法人向けの小型軽量プロジェクター『Dell 3200MP』を発売――自社ブランドの周辺機器として投入』、『デルコンピュータ、企業向けネットワークスイッチを発売――新ブランド“PowerConnect”で市場参入』と、プロジェクターやネットワークスイッチなどの周辺機器を自社ブランドで発売すると発表。これまで他社の周辺機器を販売していたが、今後はシステム構築を含め自社ブランドでシステムを提供できるようになる。
低価格パソコンでは、九十九電機(株)が米eMachines社の低価格デスクトップパソコンの第2弾として、性能を向上した5モデル『九十九電機、米eMachinesのデスクトップパソコン5モデルの販売を開始――Celeron-2.20GHzで4万9800円から』の販売を開始した。量販店や大手ショップブランドの低価格パソコンの市場投入が続いているが、ユーザーとしては、ノートパソコンの登場に期待したいところだろう。
人事関連では、日本ヒューレット・パッカード(株)の新社長に樋口氏の就任が決まった。『日本HP、高柳社長後任に樋口泰行氏が決定!――45歳、現インダストリースタンダードサーバ統括本部長』。続いてIAサーバーの二極化戦略を推進する低価格サーバー『日本HP、IAサーバーのエントリー機種『hp server tc2120』を発表――価格は6万8000円から』を発表。従来の“ProLiant”シリーズと共通の米ServerWorks社製サーバー専用チップセットなどのパーツやオプション、サービスを利用することで、従来の半額程度まで低価格化を図ったのが特徴。戦略的製品のひとつとして位置付けられる。今後、45歳の若さで就任した新社長の舵取りに注目したい。
(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのiモード対応携帯電話の新シリーズ“505i”『NTTドコモが携帯電話“505iシリーズ”を発表――「携帯電話は高機能な世界へ。これが今の現実だ」』は、100万画素以上のカメラ機能とメモリースティックDuoやminiSDカードを装備したほか、Macromedia Flashを搭載しており、すでに一昔前のPDAやデジタルカメラと同程度の機能を持つまでになっている。データ通信機能を標準搭載しており、サービスとの連動が容易なメリットから、低価格帯のデジタルカメラや使い捨ての銀塩カメラは今まで以上に影響を受けることになるはずだ。
そのほか注目したいのは、『マイクロソフト、Windowsソースコードの開示を企業や研究機関などに拡大―― “Windows CE Shared Source Premium Licensing Program” も発表』。Windowsのソースコードの公開対象が政府だけでなく、企業や研究機関、教育機関などに拡大された。組み込み用OSとして導入が思ったように進まないWindows CEのソースコードを企業にライセンス提供することにより、TRONや組み込み用LinuxなどのリアルタイムOS市場でシェア拡大を図る考えだ。同社ではこれによりオープンソースに対しても積極的に取り組んでいる印象を与えたいところだろう。
ASCII24 Business Centerランキング(2003年4月7日〜4月11日)
(編集部)
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