コラム / トレンドウォッチ
これだけ読めば大丈夫 〜 今週のニュースランキング(3月30日号)『ブロードバンド回線に高速化の波が――CATVは30Mbps、ADSLは50Mbpsに』
2003年3月30日
大手家電量販店の(株)さくらやが自社ブランドのパソコンを発表した。『さくらや、“新宿パソコン”を発売――シャープ製15インチ液晶ディスプレー付きで9万4800円』。高品質のシャープ(株)製の液晶ディスプレーとのセットで10万円を切るという戦略的な価格設定がなされており、一般ユーザーなどの買い替えを狙ったという。ここ数年、景気低迷とデフレの影響、パソコンの製品寿命が延びたことなどからパソコンの販売台数は前年割れが続いているが、新年度の入学や就職による買い替え時期に合わせた製品投入で、どこまで販売台数を伸ばせるか気になるところだ。新宿では(株)ヨドバシカメラ、(株)ビックカメラ/(株)ビックピーカンなどの大手量販店がしのぎを削っており、あえて地名を冠した“新宿パソコン”の健闘に期待したい。
先週と同じ2位の定額制接続サービス“Bフレッツ”の値下げ『NTT東日本、Bフレッツの月額利用料を4500円に値下げ――工事費も半額に』に続いて、ブロードバンド関係では注目の発表が相次いだ。7位の『センティリアム、ADSLの下りを50Mbpsに高速化する“eXtremeDSLMAX”技術を発表――距離も7kmまで延長可能』は、既存のADSL回線の帯域を上に伸ばすことで下りを最大50Mbpsに高速化する技術を発表。ケーブルテレビインターネットサービス最大手の(株)ジュピターテレコムは下りを最大30Mbpsに高速化する試験サービスを発表している。『ジュピターテレコム、CATVインターネット“J-COM Broadband”で下り30Mbpsの試験サービスを開始』。ジュピターテレコムは一方で、『J-COM、新社長就任記者発表会を開催――インフラ会社からサービス会社へ』のように、インフラからコンテンツサービスへのシフトを打ち出しており、社長交代まで行なう力の入れようだ。また、マーケットの拡大でも新しい動きがみられ、学生や社会人などのパソコンユーザーの新規導入の伸びが鈍化していることから、東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)はウォルト・ディズニー・ジャパン(株)と組んで、ADSLの導入が遅れている、3歳から6歳までの子供のいる家庭をターゲットにしたブロードバンドサービスを提供する。『ディズニーとNTT東日本/西日本が戦略的提携――“DisneyBB on フレッツ”の提供を開始』。今後の光ファイバーの伸びも視野に入れ、信頼性とサポートを強調しているのが特徴だ。
そのほかでは、地域がきわめて限定されるが、ケイディーディーアイ(株)が“CDMA2000 1xEV-DO方式”のパケット通信サービスの試験を開始する『KDDI、2GHz帯で下り最大2.4Mbpsのデータ通信の試験サービスを開始』や、ウェブブラウズも行なえる腕時計型PHS電話機『NTTドコモ、腕時計型PHS電話機『WRISTOMO』を開発』などに注目したい。
ASCII24 Business Centerランキング(2003年3月24日〜3月28日)
(編集部)
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